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デベロッパーズコーナー:SOAP入門(3)-WSDLとは

2001年08月09日作成 

SOAP入門
第3回:SOAPの関連規格と活用方法
   

(株)日本ユニテック
吉田 晃伸

Webサービスの利用方法を知る ~ WSDL ~

次に発見したWebサービスを利用しようとした場合、Webサービスを利用するためのインターフェイス仕様を知る必要があります。この仕様をコンピュータが理解できる形式で記述するためのXML 形式の言語がWSDL(Web Service Description Language)です。

現在W3Cの技術ノートとして公開されています。(http://www.w3.org/TR/wsdl)UDDIによってWebサービスを発見したシステムは、サービス仕様の記述されている場所(主にURL)を知ります。次にシステムはその場所からWSDL で記述されたインターフェイス仕様を入手しWeb サービスを利用するための入出力メッセージのフォーマットやプロトコルを等の情報を知ります。それからその仕様に沿ったメッセージを動的に生成すれば、自システムとインターフェイスが異なるシステムであってもそのWeb サービスを利用できるようになります。このようにUDDIとWSDLによって、Webサービスを発見するところから自システムに統合するところまでシステムが自動的に処理できるのです。

さて、WSDLはどのように記述するのでしょうか?WSDLでは以下に挙げる7つの要素で構成されています。

1.タイプ (types) --- 交換されるメッセージを記述するために使用するデータ型の定義を記述します。
2.メッセージ (message) ---伝送されるデータの抽象定義を表します。メッセージは論理的なパートで構成され、そのそれぞれが何らかの型システムの定義に関連付けられます。
3.オペレーション(operation)--- 操作の抽象的な定義。それぞれの操作は、入力メッセージと出力メッセージを参照します。
4.ポート タイプ (portType) --- 抽象操作のセット。
5.バインディング (binding) --- 特定のportTypeによって定義された操作とメッセージの具体的なプロトコルとデータ形式を指定します。
6.ポート (port) --- 単一の通信端点のアドレスを定義します。通信端点のアドレスとは、実際にWeb サービスを提供するサーバのURLなどを指します。
7.サービス (service)--- 関連する通信端点を集約するために使用されます。

リストSOAPバインディングのWSDLメッセージ例

まとめ

今回の記事ではSOAPと共に利用される可能性のあるUDDI、WSDLについて取り上げました。これら3つの規格を有効に活用することによって、Webサービスの登録・発見から利用までの一連の流れを自動的にシステムに取り入れることが容易になるでしょう。

なお、2001年7月9日に SOAPはW3Cのワーキングドラフトになり、バージョンも1.2になっています(http://www.w3.org/TR/soap12/)。今後のSOAP実装製品の動向にも注意しましょう。




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